江戸堀印刷所

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「FOTO & TYPO」Christa Schwarztrauber・寺嶋 智恵子展

この展覧会は、ドイツ・ミュンヘンで活版印刷工房を営むChrista Schwarztrauberさんと、大阪で主に銀塩写真での作品制作を行っている寺嶋智恵子さんによる2人展です。

タイポグラフィーと写真とが「手仕事」をキーワードに初めてお互いの作品を同空間に構成すると共に、過去に2人が共有した時間を再認識する試みです。

会期:2013年4月2日(火)〜7日(日)
時間:11:00〜19:00(最終日 17:00まで)
会場:海岸通ギャラリー CASO/Y室
入場料:無料

詳しくは→

◇ ◇ ◇

数ヶ月前、この展覧会の作家さんである寺嶋さんから、ドイツで活版印刷したDMに、日本語の活字で刷り込みできないかとのお問い合わせをいただいたのですが、最終的にはドイツでまとめて印刷されるとのことで、残念ながらご協力することはできませんでした。
またできたものを見せていただけたら・・・とお話していましたら、DMを送っていただきました。
寺嶋さん、ありがとうございました。

「写真と活版印刷による展覧会」ということで、紹介させていただきました。
本場ドイツの活版印刷工房でつくられた作品にも触れることができるいい機会です。
写真とのコラボレーションもどのように展開されているのでしょうか。
週末まで開催されているので、 私もぜひ行きたいと思っています。

『かわいい紙もの手帖』に掲載いただきました

ピエブックス社発行の書籍『かわいい紙もの手帖』に
江戸堀印刷所にてご依頼いただきました印刷物を数点ご紹介いただきました。
活版印刷だけではなく、軽オフセットともいわれるピンクマスター印刷で
印刷したものもあります。
私にとってもどれも思い入れの深い商品ばかりです。

他にも個人的に気になって持ち帰ったフライヤーや
毎回送っていただいているお気に入りのイイダ傘店さん、
大好きなイラストレーターの西淑さん、お世話になっているハグルマ封筒さんも
掲載されていたりしてワクワクしました。
かわいい紙ものは私もつい集めてしまうのですが、どんどん溜まる一方で
保管方法に困ってしまいます。誰か整理してくれへんかな〜

本屋さんで見かけたら、まずは立ち読みから!
うまく編集されているな〜と感心してしまいます。
ピエブックス社さんHPの新刊コーナーに下記情報が載ってます。
http://www.piebooks.com/
 
「紙」にこだわったかわいい印刷物コレクション
手触り感のあるクラフト紙やボール紙、つるつるの包装紙やワックスペーパーなど、さまざまな紙を使いこなしたかわいい「紙もの」を紹介します。ショップカード・DM・名刺・フライヤーなど、思わず真似したくなる紙使い&印刷のアイデアと、紙にまつわる知識が満載。

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2013年1月17日発行

Size:A5判
Format:210mm×148mm
Pages:128(Full color+別丁10 Pages)
Binding:ソフトカバー
ISBN:978-4-7562-4317-1 C0070
発売元 パイ インターナショナル

定価1,890円 (本体1,800円+税)

三条富小路書店3(2週間限定の書店)スタート!

本日12/4より16まで、「三条富小路書店3」が開店しています。

三条富小路書店とは??
・・・夏の企画展「シルクとカッパン」でも協力させていただきました、
京都・三条富小路にあるギャラリーh2oさんが年に1度、2週間限定で開店する本屋さんです。
本のラインナップは、京都を中心に全国から集まったzineやリトルプレス(少部数発行の個人出版物)をはじめ、
紙の束、布、1点モノの本まで幅広く、作り手の顔がみえる「本」ばかりでワクワクします。

130組もの参加があったということで、リトルプレスはなかなか盛り上がってますね。
週末にはzineのワークショップ等、イベント盛りだくさんで楽しそうですよ。
まだ伺ってないのですが、訪問後にはまたレポートしたいと思います!

本づくりに興味があるけど、どうやって印刷したらいいかわからない・・・という方は、
江戸堀印刷所でも製本もできますので、お気軽にご相談ください。

今回はこちらのフライヤーの印刷を担当させていただきました。
大きなタブロイド判で見応えバツグンの贅沢なフライヤー。
蛍光ピンクとスミの2色使いのデザインもステキです。
江戸堀印刷所でも、広げてポスターのように貼っています。



















←2つ折りしたところ
  (406×273)


















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2週間限定の書店「三条富小路書店3」
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会期:2012.12.04(火)-12.16(日)
時間:12:0019:00
休廊:月曜
会場:ギャラリーh2o
    京都市中京区富小路通三条上ル福長町109
    (地下鉄東西線「京都市役所前」徒歩10分)

Frau Pilz 開店2周年イベント参加!

11月23日(金/祝)に
京都・一乗寺にあるドイツ菓子 Frau Pilz(フラウピルツ)さんの
2周年イベントに参加させていただくことになりました。
江戸堀印刷所の活版印刷機はドイツ製→Frau Pilzはドイツ菓子屋さん・・・
つながってますね〜

江戸堀印刷所としては、オリジナルのメモ帳やノート、小袋等を出展します。
江戸堀マッチもプレゼントします。
ゆる〜い感じでやってると思います。
秋の京都へ紅葉散策に行かれる方は、ぜひお立ち寄りください!

一乗寺界隈は恵文社さんもあるし、
詩仙堂、赤山禅院などの穴場的紅葉スポットもあります。
そして、FrauPilzさんもあります!
この時期、ドイツのXmas菓子の定番・シュトーレンがおすすめです。
おいしすぎます。。。

江戸堀印刷所オリジナルマッチ!

このたび、江戸堀印刷所のオリジナルマッチをつくりました。
印刷は贅沢に活版印刷しています。
マッチ加工は神戸マッチさんにお願いしました。

神戸マッチさんのfacebookでもご紹介いたただいています→

■マッチ:小平型
■用紙:ディープマット ブラック 265kg
■刷色:金

裏面の模様はチョコレート?と思われるかもしれませんが、
江戸堀印刷所の大きな扉をモチーフにしてみました。

これです。

マッチ需要が少なくなってきているこの時代・・・だからこそマッチ!
レトロな感じと活版印刷は想像通りしっくりきました。

江戸堀マッチがほしい〜!
という方は、当店にお越しいただければ差し上げます。
活版印刷でお店のオリジナルマッチを作りたいという方も、ぜひご相談ください。

マッチ棒とマッチを擦る面を付けずに、箱だけつくることも可能です。
かわいい小物入れにできるのがいいですね。
箱の形だけでも10種類以上のテンプレートがあるので、
あんな物入れたり、こんな物入れたり・・・いろいろ想像がふくらみます。

まずはお香用に使いたいと思います。

The Bandanna Almanac に掲載いただきました

ちょっと前のことになりますが、
ふらりと外国人の方が入ってこられました。

お話を伺うと、日本のデザインやアンティークがとても好きで
世界に日本のよさを紹介したいとご自身でサイトを立ち上げられているとのこと。
日本語がとてもお上手なので、英語が苦手な私も普通にお話できました。

工房内の活版印刷機(日本製ではなくドイツ製ですが)、活字にも興味津々。
家紋が好きで、お気に入りの家紋をトレードマークのように使っておられ、
おもしろい方だな、とこちらもマニアックな彼のことがとても気になってきました。

そして、この家紋をモチーフにして名刺をつくりたいとのご依頼をいただき、
紙選びからレイアウトデザインまで相談しながら決め、いざ印刷へ。

印刷当日も立ち会いに来られ、
その時の様子を「The Bandanna Almanac」ブログにご紹介していただきました。
パパパッと写真を簡単に撮られていたように見えたのですが、
とてもカッコいいモノクロ写真になっていたのでびっくりです。

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江戸堀印刷所の紹介記事はこちら→
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北欧テキスタイルももちろん素敵ですが、日本の古き良きデザインも
見直していくと新たな発見があるなとしみじみ思います。

シルクとカッパン2

昨日(8/19)、少し前に紹介しました「シルクとカッパン」展を
京都・三条富小路のギャラリー「H2O」まで観に行ってきました。
(8/26まで開催中です)

涼しげな暖簾に導かれ小径を入っていくと、奥にギャラリーがあります。

印刷がわからない方にも興味を持ってもらえそうな、
シルクとカッパンそれぞれの良さが伝わる展示でした。
カッパンは素朴な質感がいいところだと思いますが、
シルクの鮮やかな多色刷りの美しさにも見入ってしまいました。

渡邊さんの作品で使われてたシルクの発泡インクもおもしろく、
うまく作品に活かしてはるな〜と感心しました。
わからないことは、会場にいる作家さんが親切に説明してくれます。

自分自身でつくって発表するだけでなく、今回のように
「作家×○○」というテーマをもって「何かと掛けて相乗効果を楽しんでいく」企画に
これからも挑戦していくと、主催者のすずきさんからお話を聞きました。
作り手側にも新しい発見があったり、新しい出会いもあったりで、
いろんな可能性が広がっていきそうですね。

▼シルク版

▼亜鉛版(カッパン用)

ちなみに、行く前に三条御幸町にあるタイ料理「三条パクチー」でランチ。
全部入り!みたいな盛りだくさんのセットを頼んで、いろいろ楽しめました。
どれもおいしすぎで、おなかハチ切れそうでした〜
これで980円!

シルクとカッパン

京都・三条富小路のギャラリー「H2O」で開催される企画展に、
江戸堀印刷所として協力させていただくことになりました。
昨年末に同ギャラリーにて開催されていた「三条富小路書店
というイベントを覗かせていただいたご縁で声をかけていただきました。

会期はお盆明けの8月18日(土)〜26日(日)、
18名の作家さんたちが、ご自身の作品をシルク印刷か活版印刷かを
選んで印刷したものを展示するという企画です。

このうちの10名分を「カッパン」部門担当として印刷しました。
作品データから凸版(金属版)を作成してから活版印刷機で印刷するのですが、
細かい線画部分や、鉛筆描きの表現などをいかに活版印刷で表現していくかを
各作家さんたちと相談しながら進めていきました。

そして印刷は皆さんに立ち会いに来てもらうことができました。
個々にこだわる視点や見方も作風も違うので、
印刷する側も意向を聞きながらより慎重になります。
印刷の仕上がりをその場で確認してから、
濃度をあげたい、圧を強くしてほしい、等のご要望にお応えしながら
それぞれに個性のある作品ができあがっていきました。

普段はシルクでやっているけれど初めて活版でやってみた、
という作家さんもおられました。
同じ作品でも、紙とインクが違うだけで別の作品に見えるところがおもしろいです。
実際に作品が刷られていく様子に目を輝かせているのを目の当たりにすると、
私たちも嬉しくなってきます。
会場ではどうやって展示されるのか楽しみです。

このようなイラストやコラージュ的な作品を活版印刷するという
初の試みにもトライすることができ、活版印刷の可能性が広がりました。
ありがとうございます。

この期間に京都に遊びに行くことがあれば、ぜひ覗いてみてください!

[シルクとカッパン]
  −18 artists meet the printing−

8月18日(土)〜26日(日) ※(月)休
12:00〜19:00 (最終日17:00まで)

GALERIE H2O
京都市中京区富小路三条上ル
075-213-3783

フライヤーはピンクマスター印刷ですが、
特別版として「シルクとカッパン」のタイトルまわりのベタ部分を
それぞれ「シルク」と「カッパン」で印刷したものもあります。
シルクと活版印刷のコラボは、とても楽しい試みでした。
<主催者より>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
近頃「印刷」がインクジェットプリンターやオンラインで気軽にオーダーできるオンデマンド印刷の普及で以前よりも身近に、より気軽になりました。いろいろな種類の印刷が手頃に感じる反面、専門的な印刷の知識や特別な道具、機械が必要なのでちょっとハードルが高くみえるのが今回紹介するシルクスクリーンと活版印刷です。
今回はこの印刷を専門にしている2つの工房(活版印刷:江戸堀印刷所、シルクスクリーン:POPCORN PRINT CLUB)の協力のもと、作家達が作品を印刷して販売します。
また、会場では専門的な知識がなくても、この2つの印刷を使ってみたい!という方々にお気軽に印刷が頼める様にわかりやすい印刷プランのご提案もいたします。
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CNTRさんに取材していただきました

関西のカルチャー情報の紹介とレポートを目的としたポータルサイトを運営させているCNTR(センター)さんに、このたび取材いただきました。
CNTRサイトにレポートがアップされていますので、ぜひご覧ください。

活版印刷のススメ -江戸堀印刷所体験レポート
第1回目
第2回目
第3回目

当日はメンバー10名のうち、4名の若きアーティストたちがいらっしゃいました。
みなさん、キラキラした目で一生懸命お話を聞いてくださって、
ほんとうにものづくりが好きなんだな~という気持ちが伝わってきました。
個々で活動されながらも、こうやって集まって情報発信をしていくのは大変そうですが、ワイワイと楽しそうでうらやましかったです。

3回シリーズに分けていただいているようなので、続編もお楽しみに!

活版凸凹フェスタ2012

バタバタしていてお知らせが遅れましたが、、、

5月3日〜6日まで東京・上野にて開催される
活版凸凹フェスタ2012」に江戸堀印刷所も出展します!

なぜ東京でのイベントに?・・・といいますと、
主催している朗文堂さんが製造・販売されている印刷機Adana-21J
を購入させていただいたご縁で、はるばる大阪から出陣です。

今回は初の試みで、江戸堀印刷所オリジナル商品を開発し、
つくったものを展示販売します!
すべて自社内で職人たちが丹誠込めてつくった商品たちです。
実験的な要素も含まれてますので、みなさんの反応が楽しみです。
どんな商品が気になる方はぜひお越しください!

他の出展ブースも気になるものばかりなので、
また会期中の様子をご紹介していきます。

前日から準備のため東京入りしているのですが、
準備中に以前取材していただいたニフティの清水さんが
覗きにきてくれました。ありがとうございました。
清水さんはニフティが運営する地球のココロ のスタッフの方で、
この様子をFacebookに投稿していただいています。

ちなみに以前取材していただいた内容はコチラです。
http://chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-1536.html