江戸堀印刷所

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THE GARDEN ORIENTAL OSAKA オープニングDM

すっかり秋も深まってまいりました。
冷暖房もいらず、窓を開けると気持ちいい今の季節が一番好きです。
この時期いろんなイベントが開催されているようですが、
10月4日には、靭公園で開催されていた「えほんpicnic」に行ってきました。
マルシェコーナーもあり、そこで昼食やコーヒーを買って
シートでゴロゴロしながら絵本を読んだりお昼寝したりしてました。

11月1日(土)には、ここ江戸堀からすぐの京町堀の壽会館ビルにて
壽・文化祭」というイベントがあるそうです。
いろんなショップが入っていて少しレトロな素敵なビルです。
この日に靭公園あたりを散策される方はぜひ行ってみてください!

そして、イベントではないのですが、
11月20日、桜之宮公園すぐお隣に「THE GARDEN ORIENTAL OSAKA」が
グランドオープンします。
1959年に世界に賓客をもてなす迎賓館として大阪の威信をかけて
誕生した元「大阪市公館」を活用し、結婚式場として生まれ変わります。
こちらの建物は、関西建築の雄、竹腰健造による美しいアールデコ様式の洋館で、
4000坪の敷地に広がる壮麗な庭園は、大阪万博の日本庭園も手がけた田治六郎の設計。
なんとも贅沢な式場ですね。 


今回、こちらのオープニングDMを印刷させていただきました。
3つ折りタイプのレセプション招待状と、正方形タイプのカードです。

すべて活版で印刷したいとのご依頼で、
弊社のプラテンで印刷できるMAXの大きさ(A4位)に挑戦しました。
紙は活版印刷に適したTAKEOの気包紙U ディープラフの一番厚めタイプ。
こちらの紙は最近とても人気があります。

どちらも宛名面は金1色で、中面は金とスミの2色。
シンプルで文字中心の素敵なデザインです。
この辺りは地図がややこしいのですが、うまく表現されているなと感心。

活版印刷はすべて同じように印刷するのは難しく、
どうしても色の濃さや見当が少しはブレてしまうことは
事前にご説明させていただいています。
今回も駅の金色の位置を合わせるのが大変だったのですが、
多少のズレは活版ならではの味ということで、ご了解いただきました。

招待状の3つ折り線は、紙が厚いため筋入れ加工にすると
少し膨らむ感じになるので、ハーフカットで加工しました。

個人的には結婚式利用はムリそうですが、
レストランのランチくらいは行ってみたいな〜と思います。
見学するだけでも価値はありそうですね。

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size : w210×h310mm、w210×h210mm、
print : 2/1(活版)
paper : 気包紙U ディープラフL295kg
color : DIC619、K100/DIC619

(ono)

THE TOKYO ART BOOK FAIR 2014

9月19日(金)〜21日(日)の3日間、第6回を迎えるアジア最大規模のアートブックフェア『THE TOKYO ART BOOK FAIR 2014』が、東京・信濃町の京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパスで開催されます。
300組を越える国内外のアート系出版社 、ギャラリー、ブックストア、アーティストが一堂に会したイベントで、昨年の来場者は12,000人を超えたという人気ぶり。

このイベントに出展されるCHICAGOさん(*)のZINEを、こちら江戸堀印刷所で担当させていただきました。今回は3号になります。(2年前の1号から印刷を担当)
本文と表紙の絵柄はピンクマスター印刷。表紙の黒い文字は、あまり凹ませていない昔ながらのさりげない活版印刷に仕上がっています。
紙はコミック紙等でよく使われる少しザラッとした手触り感のあるアドニスラフという紙を使用しています。(この紙は関西の印刷業界ではあまり出回っていません)
この本は、グラフィック社発行の『活版印刷の本』(P63)にも紹介されています。

奥付には「江戸堀印刷所」ロゴを載せてもらっています!

弊社では印刷だけでなく、このようなZINE、リトルプレスのように製本した本をつくることもできます。

こちらのイベントでも、印刷・製本に関するエリア<PRINTER SECTION>があり、本作りの相談もできるようです。他にも食にまつわる書籍を作る出展者によるケータリングエリア<FOOD SECTION>があったり、トークショー、アート系ドキュメンタリー映画の上映など多彩なイベントが行われ、いろんな楽しみ方ができそうです。

今年のメインビジュアルは、リトル・プレス『Gottlund Verlag』を発行するアメリカのニコラス・ゴットランド氏が担当し、活版印刷の装飾用パターンを使ったデザインになっています。
本や印刷好きな方にはたまらないイベントですね。
大阪でも開催されないかな。。。

今回行かれる方は、デング熱に気をつけてくださいね!

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『THE TOKYO ART BOOK FAIR 2014』

開催日と時間:
9月19日(金) 15:00〜21:00 レセプションパーティー(どなたでもご来場頂けます)
9月20日(土) 12:00〜20:00
9月21日(日) 11:00〜19:00

会場:京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス
   東京都港区北青山1-7-15

主宰: ZINE’S MATE
2009年にスタートした、本にまつわるユニークな活動を行う UTRECHT とロンドンのクリエイティブチーム PAPERBACK が共同で設立したチーム。
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(*)「CHICAGO」は阿久根佐和子さん、上條桂子さん、ミトミアキオさん、村岡俊也さんの4名のエディターチームで作る小冊子です。上記4名に加え、毎号1名のゲストエディターを迎えます(そうではない号もあります)。「4か5」で1冊の小冊子を編集するという意味。誌面のアートディレクションは高い山の山野英之さん、アートワークは松井一平さんが担当しています。

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size : w135×h208mm
page: 84P
print : 表紙2/0(活版+ピンクマスター)、本文1/1(ピンクマスター)
paper : OKアドニスラフ80 4/6T73kg
color : 表紙<活版>K100 <ピンクマスター>DIC2596
    本文<ピンクマスター>K100

(ono)

北欧フィーカさんの名刺

お久しぶりです。

伊勢丹さんのイベントも無事に終わりまして、
来ていただきましたみなさん、どうもありがとうございます!

梅雨もあけて、大阪市西区江戸堀はとても暑い日がつづいてます。
なにわ筋のイチョウには銀杏がたわわに実ってました。

さて、今回は「北欧フィーカ」さんの名刺を紹介させていただきます。
イメージは、真っ白な雪原に木の棒で書いたような雰囲気に仕上げたいとのこと。

紙やインキなど、あれこれと相談させていただきながら、
こんなすてきな名刺になりました。

さりげなく、イラストと文字が表現されています。
これは、白い紙に白インキで印刷してあります。
同じ白でもインキと紙では少し違うので、その差がいい雰囲気になりました。
紙は、「気包紙」という比較的真っ白な紙で、その名の通り空気を包むようなイメージの紙です。表面の風合いは一番ラフなディープラフにしました。
印圧はかなり強めにしたので、凹みがとてもよくわかります。

文字の細い線はかなり深めに。

ダーラへストのイラストは輪郭がくっきりと。

北欧フィーカさんは、デンマークやスエーデン、フィンランドなどを旅されたときの旅行記や、北欧のいろんな情報を掲載されているウェブサイトです。
盛りだくさんの情報がステキな写真つきで紹介されているので 、ぜひサイトを覗いてみてください!
北欧へ行きたくなること、間違いなしです!
私も一度は行ってみたいと思ってましたが、ますます行きたくなりました。

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北欧フィーカ
http://fika10.com/
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※個人サイトになります。

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size : w55×h91mm
print : 1/1(活版1C/オフセット1C)
paper : 気包紙U ディープラフ L判295kg
color : <活版>白
   <オフセット>K100
※今回、裏面は掲載しておりません。 




(ugajin)

嵩倉建設さまの名刺のご紹介

ぐずついた天気が続いていますが
いかがお過ごしですか。

さて2週間ほど前になるのですが、「ココイロ」見ていただけましたか?
放送日はまで、指折り数えて待ってましたが、ついにきた!といった感じで見ていました。
テレビに映るなんて初めてだったので、ちらっとでもうれしかったです。
ですが、録画したものの恥ずかしくて2度見はできませんでした。。。
(取材の様子はこちらを見てください)

さてさて、その日に活版印刷をご家族で立会にきていただいた
嵩倉建設さまの名刺を紹介したいと思います。

会社のイメージに近いグレーということで
用紙は、ディープマットのミストグレーを選ばれました。

ロゴのみ活版で刷り込むので、それ以外はオフセット印刷です。
文字がきつめの印象にならないようにと、紙色になじむように
DIC556(グレー)で印刷しました。

版はこんな感じです。

活版印刷で、シルバーでロゴを刷り込みました。
さりげない印象ですが、シルバーの存在感のある仕上がりです。

鳥の目がぽこっと出てるのが、かわらしいですね。

今回、紹介させていただいた嵩倉建設さまは
店舗やオフィス、住宅の施工をされている会社さんです。
リフォームやリノベーションなども手がけられてて
とても親身に相談にのっていただけるので、ぜひ。

ホームページはとってもシンプルでステキです。
http://www.takakuraken.com/

(ugajin)

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size : w91×h55mm
print : 2/0(活版1C+オフセット1C)
paper : ディープマット ミストグレー四六180kg
color : <活版>DIC-621(シルバー)
   <オフセット>DIC-556(グレー)

卒業制作展DM

今日は、卒業制作展のDMハガキの紹介です。

大阪教育大学の教養学科(芸術専攻 美術コース)の卒業制作展の案内状で
デザインは、学生さんがされたそうです。
手のイラストがとてもステキですね。

アルファベット(ピンク)はオフセット印刷し
その上から、活版印刷で手のイラスト(黒)を印刷しました。

用紙は、活版の凹みを出したいという希望で “特Aクッション(0.6mm)” を使いました。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、触るとイラストの線と文字がグッと凹んでいます。

印刷当日は、たくさんの生徒さんに見学にきていただき、
とても熱心に活版印刷の様子を見ていただきました。

オフセット印刷をした状態
裏面(オフセット)
表面(活版印刷をして完成したDM)

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 卒業制作展 大阪教育大学 教養学科 芸術専攻 美術・書道コース<美術>
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 会期:2014年2月20日(木)〜24日(月) 11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
 会場:ARTCOURT Gallery
    大阪市北区天満橋1-8-5 OAPアートコート1F
    http://www.artcourtgallery.com
    JR大阪環状線「桜ノ宮」西口より8分
    地下鉄「南森町」・JR東西線「大阪天満宮」より10分
 主催:大阪教育大学教養学科芸術専攻美術コース4回生
 お問い合わせ:oku.kyoyo.art@gmail.com

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size : w130×h130mm
print : 2/1(活版+オフセット/オフセット)
paper : 特Aクッション 0.6mm
color : DIC-1(ピンク)+K100/K100

ショップカード(Yim Yeemさん)を印刷しました。

よりいっそう寒さが増してきましたね。
みなさま、いかがお過ごしですか?

さて先日、新規オープンされる
タイ古式マッサージ店 “Yim Yeem(イム・イェーン)” さんの
ショップカードを作らさせてもらいました。

とってもかわいいのでみなさまにご紹介します!

お店の目印になる黄色いのれんに雰囲気がぴったりということで、
用紙をファーストヴィンテージ(イエローオーカー)を使いました。
クラフト紙の質感と活版の素朴さがいい感じにあっています。

印刷は、表面を活版印刷で裏面をオフセット印刷しています。
活版印刷とわかるようにしたいということで、比較的強めに印圧をかけ、
裏面に凹凸が出でるように調整しました。

おもて(活版印刷)

うら(オフセット印刷)

しかも、今回は同じ版を使って、紙を色違いの4色展開です!
色の組み合わせが、いいですね。
全部欲しくなりそうです。。。

上から、アップルグリーン、イエローオーカー、
ターコイズ、スカーレット

今回、紹介させていただいたYim Yeemさんはこちらです。
お近くの方はぜひ!
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タイ古式マッサージとよが
Yim Yeem(イム・イェーム)
http://www.yim-yeem.com 
大阪府富田林市富田林町29-1
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紹介した紙以外にもたくさん取り揃えていますので、
ぜひご相談くださいね。———————————————————————————————————————————-
size : w91×h55mm
print : 1/1(活版/オフセット)
paper : ファーストヴィンテージ <四六135kg>
          (イエローオーカー,アップルグリーン,ターコイズ,スカーレット)
color : DIC524
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(ugajin)